Novels
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全てが終わるとき/ポロロッカの砕ける川辺で/蝉の声を聞いた
- その1:満ち足りた生活
- その2:満ち足りた生活――でも足りない
- その3:俺にとって一番大きな幸せ、それは決して手にすることが出来ないのだ
- その4:その悟りに打たれたとき、俺の心に宿ったのは、なぜだかしみじみとした安らぎだった
- その5:この夢は楽しいけどさ、幸せじゃないんだ。俺にとっての幸せは、君が隠している一番大切なものを抱きしめることなんだよ
- その6:俺は、口にしたくても口に出来なかった、思い出したくても思い出せなかった愛しい名を、やっと叫ぶことが出来た
- その7:そうして、独り残された道化の物語も、幕を閉じた。たくさんの悲しみと、たった一つの希望を残して。
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No Wayout
- その1:抜き足差し足、四条つかさは、愛しい人に会いに行く。
- その2:暗闇の中で繰り返される、淫靡な行為。
- その3:志貴との激しい行為に消耗したつかさ。その前に現れたのは――
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志貴と秋葉の物語
- 海:「ここにしましょう」 志貴は秋葉を屋敷から連れ出したが――
- 風:「これだってアルバイトなんですよ」 見知らぬ土地で暮らし始めた二人。
- 雨:「こんな静かな時間なんて、生まれて初めてですよ」 ある雨の日、志貴の真意が告げられる時。
- 雲:「私たちも、もうここに留まっている訳には行きませんね」 水平線の上には、既に暗い雲が広がり始めていた。
- 時:「八年も待ったのに、今更もう少し待てないなんてこと、ないんですよ」 そして二人の時間が、再び流れ始める。思い出とささやかな秘密を込めて。
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彼女のミステイク
- その1:実家の事情から、政略結婚の道具にされかけた蒼香。彼女はその時、志貴と出会ったのだった
- その2:志貴に抱かれる蒼香。初めて知る女の悦び、そして些細な思い違い。
- その3:恋愛旅行に出かけた志貴と蒼香。旅先で仲むつまじく口付けを交わし、夜には蕩けるように愛し合う。だが、蒼香の心に、なにか不吉な影が差していた。
- その4:志貴の居ない夏。蒼香の中で膨れ上がった疑問は、ついに聞きたくなかった答えを得てしまう。
- その5:「<愛してるもの>と<大切なもの>、わたしはどっちを取るべきだと思う?」。蒼香は親友に問い掛ける。全てに決着をつけるときに。
- Flowers in the Rain:番外編。志貴サイドから見た、『彼女のミステイク』。実はそういう口実で書いた、志貴と蒼香がひたすらヤリまくるだけの話。
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La Campanella 〜鐘〜
- 1.投資と回収と:翡翠との仲を認めようとしているのに、それでも志貴を諦めきれない秋葉。
- 2.喪失と獲得と:思いがけず、お見合いをさせられる秋葉。志貴への思いから、断ろうと思っていたのだが。
- 3.略奪と結果と:多忙だが平和な結婚生活。だがふと、夫の以前の恋人のことが気にかかる秋葉だった。
- 4.幸福と取引と:子供にも恵まれ、幸せな毎日。だが、幸せの構図の中から、一番大切な人が欠けているのが悲しい秋葉だった。
- 5.終末と解放と:とうとうやってきたその時。秋葉はある危険な思いに取り憑かれる。兄さんは私のものだ、と。
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鉄槌
- その1:志貴を巡るシエルとアルクェイドの対立は、遂に最終的な破局へと至る。夜の公園で、アルクェイドはシエルと襲撃し――
- その2:シエルを殺害したアルクェイドは、自分を突き動かす情動に戸惑う。そんな時、意外な情報がもたらされて――
- その3:アルクェイドとシエルは再度対峙する。戦いは最初のそれと変わりなく、アルクェイド有利に見えたが――
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遠野家幸せシリーズ
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短編
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東方月探譚
- その1:羽居が変わった女の子を拾ってきてしまいました。
- その2:夜の校舎で凶悪な奴と出会ってしまいました。
- その3:また別の女の子を拾っちゃいました。
- その4:浅上の乙女たちが次々に巻き込まれちゃいました。
- その5:今度はお姉さんに会ってしまいました。
- その6:ついに幻想郷に来ちゃいました。
- 連載中
まだまだ書くのだ